recreo 息抜き

2006/08/05

adelgazar

(友人にメールを書いていて「この辺のキーワードはblogにメモっとくか」と思った次第)

adelgazar: 痩せる ⇔ engordar: 太る
これらは辞書には「Usado también como pronominal」とあるけど………どうなのかな、やっぱり圧倒的に自動詞として使うんじゃないかな。私は「He adelgazado.」だね。「Me he adelgazado.」とは言わないや。少なくとも私のいた町の友人はたいてい(あるいはほとんど全員)が自動詞で使ってたように思う。

ちなみにCervantesのforo(掲示板)でも話が出ていた

それから、ググってみてもやはり大差があるというのもメモしとこうかね。

[engordar]
・"me he engordado" 225件
・"he engordado"から"me he engordado"を除外 28,300件

・"me he adelgazado" 91件
・"he adelgazado"から"me he adelgazado"を除外 18,400件

注: これまでに何度も書きましたが、こういったgoogle検索のヒット数はあくまでも目安くらいに受け止めとくのがいいです。いろんな人間が書き散らしているネット上の件数にすぎないので絶対ではないんだということは頭に入れとかないと。(ただ、本件のように圧倒的ならさすがにな)


「私は最近ダイエットに励んでいます」「今あたしダイエットしててー」と日本語で言うとき、我々は「食べる量を減らしている・制限している,よく考えられた食餌を摂るプログラムに従っている」を思い浮かべるものなんだろうか?

それとも「体重を減らすべく、食事を減らすことはもとより様々な運動にも努めている」をひっくるめて想像しているんだろうか?

私は後者だと感じてきたな。ダイエットブログと名のつくblogだって、みんな食事のメニューやカロリーをメモってるだけじゃないよね? エクササイズの内容とその量なんかをもメモっているよね。つまり日本語の「ダイエット」という語は「体重を落とすための奮闘のすべて」なのね。

うん。そういう話もあるようだ:
wkipediaより「痩身」wikipediaより「ダイエット」


スペイン語ではどうなのか?

dieta:
1. f. Régimen que se manda observar a los enfermos o convalecientes en el comer y beber, y, por ext., esta comida y bebida.
2. f. coloq. Privación completa de comer

régimen:
4. m. Conjunto de normas referentes al tipo, cantidad, etc., de los alimentos, que debe observar una persona, generalmente por motivos de salud.

やっぱり、「(治療・健康・痩身のための)食餌療法;食餌療法用の規定食;節食」または「絶食」であって、「体重を落とす(ためにいろんなことに取り組む生活を送る)こと」を含んではいないのであるな。

これらの語は前置詞 a と共にね。「a régimen (= on a diet)」。よく使う動詞は estar や ponerse。「nos hemos puesto a dieta (= we are on a diet)」


さて、友人に私の買った体重計をスペイン語で説明する段になって用語がメンドクサイことに気づいた。

・デジタル体重計: báscula digital 

これなんかは日常的な語が二つなのでまだよしとしても、この先はヤヤコシカッタ。


「体組成計」をスペイン語で何と言うのか。そこに辿り着くまでの長旅。回り道バージョン。

1) 「体組成 body」で検索すれば英語が見つかるはず

2) どうやら「body composition」でいいらしい

3) 「"body composition" composición」で検索すれば西語が見つかるはず

4) どうやら「composición corporal」でいいらしい

5) 「"de composición corporal"」で検索すれば、「~計」の部分がヒットするはず

6) 「analizador de composición corporal」でソレらしき商品が表示されてるので、これで良いんじゃないか? というところに落ち着く。

見当をつけるのに慣れてくればどこかの過程をすっ飛ばすことも可能でしょう。こういう分野に限らず、たいていの語句は誰でもがこの回り道を辿れば西訳できると思う。ただし、英語からスペイン語に直訳すれば済むという単語ばかりでもないので、それは要注意だろうな。


さて、「analizador de composición corporal」までわかったら、そういう商品の説明文中などを追って行けば‘答え’がわかりやすいかも。どれがどれに当たるんだろうかと探ってみる企画。で、どんどん脱線していく企画

・Análisis de Impedancia Bioeléctrica: Bioelectrical Impedance Analysis (BIA,BIA法),生体インピーダンス法
・peso: 体重
・tasa metabólica basal: 基礎代謝
・masa grasa: 脂肪量
・masa magra: 除脂肪量 ←コレちょっと自信なし
・masa libre de grasa: 除脂肪量 ←コッチかもしれない
・estimación de la masa muscular: 推定筋肉量
・agua total corporal: 体水分量
・índice de masa corporal: BMI (body mass index)
・porcentaje de grasa corporal,% de grasa (corporal): 体脂肪率
・grasa visceral: 内臓脂肪
・músculo esqueletal: 骨格筋 ←コレ直訳してみただけ。自信なし
・edad metabólica: 体年齢 
・Ecuaciones de Harris y Benedict: ハリス・ベネディクト方程式
・ejercicios aeróbicos o cardiovasculares:有酸素運動
・ejercicios anaeróbicos: 無酸素運動
・ejercicios resistentes: レジスタンスエクササイズ,レジスタンス運動


ついでに
そもそもどうして今回の「ダイエット」に励もうと思ったかといえば、こないだのサッカーワールドカップである。選手の腹筋が目に入り、自分のお腹を見た時に、「あ。ヤベ」と思い、試合を観ながら腹筋運動をするようになったのでした。

なので、さっそく私は‘自分大好き脱ぐの大好き’と思しきCristiano Ronaldoの腹筋画像を集めて一つにまとめました。

Yaseru01b_2

それを印刷して、いつも開ける机の引出の中に入れておくことにしました。イヤでも「腹筋運動しよう」という気になるために。ダブダブした自分への‘戒め’として。例えばオヤツを食べたくなった時なんかに抑制するために。


そうやって3週間くらいが経った時、私、なんかやっぱり違うような気がして、おちごと先のK嬢に呟いてみたんです。

「あたし、Cristiano Ronaldoの写真を‘戒め’とするのって、なんか違うような気がしてきたのよね。他に誰かいn……」


すかさずK嬢が、「そーーですよーー。間違ってますよー、あれはー!」って。そして続けて言うには、

「だって人種違うじゃないですか」って。


………人種の前に、もっと違う点があるんだが。


加筆。
そんなわけで、ここ数週間というもの、時間があれば歩くようにしてる。こないだもふと思いついて、急に歩いてみた。始点・水道橋駅、終点・紀尾井町スペインバル、所要時間50分弱。


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思いついたときにすぐ経路を考えて歩けるように、最近は地図を持ち歩いてる。こないだ地図なしで無茶なルートを歩いて行き倒れになりそうだった反省から。

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2006/05/11

Chiquito

私がスペインに行っていた頃、Chiquito de la Calzada(←音量注意)(チキート・デ・ラ・カルサーダ)っていうおっさんコメディアンがTVに出づっぱりでした。‘社会現象’だった。いや、「これはもう社会現象なのよ~」と言ってたのは私の大家さんですがね。

私は、そうだな、スペイン到着がもう半年も早ければ、もっとその社会現象的な盛り上がりを体感していたかもしれない。なんか有名なおどけたおっさんがいるみたいだなって私が薄っすらと気づいた頃には、そろそろブームも下火ではなかったか。

まだまだスペイン語もよくわかってない私をつかまえて周りのスペイン人が「‘の・ぷいど、の・ぷいど’って言ってみろ」と言うので、聞こえるままに「No puido, no puido」または「No puedor, no puedor」みたいに言ってみせれば彼らは大ウケしてた。それなんかも、たぶんチキートっていうそのおっさんのギャグ。

今、Chiquito de la Calzada - Wikipediaを見て思い出したが、そうそう、「quietor」「¿comorl?」辺りは当時よく耳にしたような。


あれ? でも、一番多く言わされたフレーズがWikipediaには載ってないじゃないか。

と思ったので、Chiquito de la Calzada - Wikiquoteを見てみる。そうそう、あったあった、これこれ → 「¡Hasta luego Lucasss! 」だ。それは、ホントによく言わされました。

というか、渡西して最初に教わったスペイン語と言ってもいいくらいだ。たしかスペインに着いて2日目か3日目、まだホテル住まいだった頃に近くのレストランで食事をとっていて、隣席でどこかの会社の懇親会が催されており、その人たちに「『さよなら』の挨拶するときは‘あった・るえご・るーかぁっ’って言ってごらん」と教わったように思う。


と、ここまで書いてきて、ふと立ち止まった。そもそも、あの「¡Hasta luego Lucasss!」は、チキートの発明したギャグなのか、それとももっと起源を遡るべき‘成句’なのか?


ザッと調べてみてもコレ!という記述に出会えない:
・había un cómico español llamado el chikito de la calzada y que se despidía de una peculiar forma a los teleexpectadores diciendo "Hasta luego Lucas". Después esta frase jerarquizó (階層化する; 等級づける) una forma original de decir "Adiós y que te vaya bien que no me interesa (さようなら、色々うまく行くといいね、俺には関係ないけど)"


・La frase "Hasta luego, Lucas" fue popularizada por un cómico español llamado 'Chiquito de la Calzada' que intervenía en un concurso de hacer chistes en la cadena Antena 3, hace unos 3 ó 4 años, y que la incluía frecuentemente en sus representaciones. Su éxito en España fue tal, que ésta y muchas otras frases hechas se incorporaron como expresiones más o menos festivas al lenguaje común. Este cómico hizo alguna película. Supongo que por este medio, o por la televisión por satélite, esta frase pudo conocerse fuera de España.


・Hasta luego Lucas:
Dicho popular de despedida, muy de moda por los años cuarenta y cincuenta, ya casi olvidado, y vuelto a poner den circulación hoy día por el humorista Chiquito de la Calzada.

うーむ。その「40~50年代」についてもうちょっと詳しく知りたいのだが。


まさか無いよねぇと思いながら一応Instituto Cervantesの掲示板で検索をかけたら、あったのだ。起源を探してる人たちがいたわ。Buscando a Lucas desesperadamente (¿Sabe alguien quién o qué es o era ese tal Lucas?)

「Yo llevo un tiempo indagando y no consigo encontrar al sujeto.」

「yo también llevo buscándolo largo tiempo y no he dado con él en ninguna fuente de fiar.」

「Lo que sí le puedo decir es que la expresión es vieja, casi centenaria, y que no la ha inventado ningún humorista catódico moderno」

「es una simple aproximación de sonidos entre «luego» y «Lucas»」

「un «Lucas» es un infeliz y un pánfilo」

………などなど。結局、コレ!って起源は突き止められなかったんだなぁ。


※関連記事 チキートのフレーズ集

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2006/05/10

oraciones comparativas 比較

比較の文について学びましょう。


私が語学留学時代に最初に使うことになった教科書は、Editorial Edinumen社の『Método de español para extranjeros. Nivel superior』(ISBN: 84-85789-95-4; Selena Millares著)。

最初の単元はSERとESTAR。その「応用編」というページに載っていた問題がこれ ⇒ 「Intenta usar las siguientes expresiones comparativas en frases correctas con SER y ESTAR (以下の比較表現を含む文をSERかESTARを使って作りなさい)」

… más agarrado que un pasamanos
… más bruto que un arado
… más bueno que el pan
… más fuerte que un roble
… más listo que el hambre
… más malo que un dolor
… más pobre que las ratas
… más raro que un perro verde
… más viejo que un Matusalén
… como una flauta, como una cabra, como una regadera
… más contento que unas castañuelas
… como una seda


まだ学校が始まったばかりで問題文からして辞書を引かないとわからないという極めて苛酷な状況にあった私は、一番上の「… más agarrado que un pasamanos」なんかも、まずagarrado(ケチンボ)を調べ、次にpasamanos(階段などの手すり)を調べた。


……「階段の手すりよりもケチンボだ」……って……意味わからないでしょ。


でもね、これ、agarrado という形容詞がカケコトバになっているのです。この場合、agarrado(ケチンボ)ではなくて、動詞agarrarの過去分詞だと考えるのです。

agarrarは 掴む,握り締める; grasp,hold tightly ですから、つまり、「… más agarrado que un pasamanos」は、「階段の手すりよりもしっかりと握り締められた; 手すりよりもしっかりと掴まれた」と読み下すことになるわけです。

で、agarradoの「ケチンボ」という語意がそこで強調される仕組みになっているのです。もはや「階段の手すりよりも」という部分は訳そうとしなくていいのです。あれらの例文はみなagarrado、bruto、bueno、fuerte、listo……などの形容詞だけを考えればいい。そして、その形容詞の意味を大げさに捉えればいいのです

えーっと、何言ってるかわかる? 私は「階段の手すりよりケチンボだ」の造りがわかった時、ニヤリとし、「スペイン語って、ほんと、面白ぇな」と爽やかな気持ちだった。


さて。
当時スペインではChiquito de la Calzada(←音量注意)(チキート・デ・ラ・カルサーダ)っていうおっさんコメディアンがTVに出づっぱりでした。(※そのおっさんについては後ほど別記事で解説

チキートは上述のexpresiones comparativas(比較表現)に基づくお笑いフレーズを大量に創り出したことで知られています。今ネットでいくつか拾ってみたけど、そうだな、各フレーズが発せられたその時その時の話題のヒト・モノなんかも取り入れてると思う。だから、今となってはどういうカケコトバなのかがボンヤリとしてたりする。また、全てがChiquitoの創作ではないだろうとも思う。

上述どおり、「○○よりも▲▲である」の「○○よりも」部は、「▲▲である」部を際立たせるためにくっついているわけであって、本当なら訳さなくてもいいところ。カケコトバなのでスッキリと訳せなかったりもするし。つまりは、「とても▲▲である」と言えば済む話なのである。

でも、そんなことは重々承知の上でコトバ遊びに励んだ結果、これらの表現が在るのです。


Tienes más peligro que un barbero con hipo. しゃっくりの止まらない床屋さんより危険

Tienes más peligro que una piraña en un bidé. ビデの中に泳いでるピラニアより危険

Te repites más que un episodio de farmacia de guardia. お前は『当番薬局』(※有名テレビドラマ)よりもよっぽどおんなじ話を繰り返す奴だな

Eres más raro que el final de Twin Peaks. ツインピークスのラストより変なヤツ

Tienes más huecos que la defensa del extremadura. エクストレマドゥーラ(※サッカーチーム)のディフェンスよりもスカスカ

Tienes menos repertorio que una película porno. ポルノ映画よりレパートリーが少ない

Tienes menos vocabulario que el diario de Tarzan. お前はターザンの日記よりも語彙が乏しい

Estas más atacada que la nave de Star Trek. スタートレックの艦隊よりもひどく攻撃されている

Tienes más mala cara que marco en el día de la madre. / Estas más triste que Bambi en el día de la madre. ‘母の日’のマルコより沈んだ顔をしている/‘母の日’のバンビより寂しい

Trabajas menos que el sastre de Tarzan. ターザンの衣装係より仕事が無い 

Estas más quemado que la azotea del coloso en llamas. タワーリング・インフェルノの屋上より燃えてる

チャックTienes menos futuro que Chuck Norris en la casa de la pradera. 『大草原の小さな家』にチャック・ノリスが出るのよりも見込み薄だ

※これ、ちょっと文脈がわからないので、もっと違う文意かも。


a-teamTienes más capacidad que la furgoneta del equipo 'A'. お前のキャパシティって特攻野郎Aチームのワゴンよりすげぇ

※このセリフが発せられた状況を知らないので誰の何を指しているのかわからないのだが、capacidadという語を、‘お前’に関しては「素質,能力」と解釈し、‘ワゴン車’に関しては「収容力」と解釈するというカケコトバではなかったかと想像する。


knightTienes más discos que los frenos del coche fantástico. お前はナイトライダーの車よりもディスクが多いな 

※discoはレコードという意味と、ブレーキディスクという意味とあるようなので、その辺のカケコトバだろうか?

※ちなみにL.A. Times紙で、Ten Things You Didn't Know About 'Knight Rider'という記事を発見。


Tengo más trabajo que el chapista de Mazinger z. マジンガーZの板金工よりも大忙し

※友人が、マジンガーZはボロボロになっても次の場面・次の放送回には新品同様にピカピカのツルツルに戻ってるだろと説明してくれた時、私はゲラゲラ笑った。

※彼はたくさん挙げて説明してくれたんだが、10年以上も経ってほぼ完全に忘れてしまった。しかし、このマジンガーZのだけはしっかりと覚えている。だから、今日、掲載サイトをgoogle検索する際に入力した語は、「"Chiquito de" mazinger」でした。


Estas más despeinado que Loyola de Palacio. ロヨラ・デ・パラシオより髪の毛がボサボサ

※Loyola de Palacioっていうのは政治家かなにか? で、その女性が御髪が乱れてるというのかな?


Te renuevas menos que el escaparate de Simago. シマゴのショーウィンドウよりもお前はリニューアルしない

※Simagoはスーパーマーケットチェーンの名称のようだ; まぁ、どうなんだろ、鄙びてる感じで知られていたのかな; 現在は他社に吸収だかなんだかされた模様。


Tienes más pintura que el neceser de Marujita Diaz. お前はマルヒータ・ディアスの化粧箱よりもよっぽど塗料をたくさん持ってるんだな

Marujita Diazっていう女性タレントのことだろう。彼女の写真を見ると………そうだね……化粧を仕上げるのに大量の‘塗料’を要しそうだね。

※そして、文脈は知らないが、おそらくここでは「pintura」が指していたのは「絵画」だと思う。絵画のpinturaと、化粧品=塗料のpinturaとをカケコトバにしたんじゃないかなと。


マクガイバーTienes más peligro que MacGyver en una ferretería. 金物屋に冒険野郎マクガイバーがいるよりももっと手強い

Estas más sucio que las uñas de Mac Gyber. 冒険野郎マクガイバーの爪より汚れている

Estas más contento que Mac Gyber en un desguace. 解体現場にいる冒険野郎マクガイバーよりもウッキウキ

※冒険野郎マクガイバーという人は器用な手先を駆使して手近にある小物でなんでも作って戦っちゃうんだってね。


Tienes menos contenido que un Kinder sorpresa. キンデル・ソルプレッサより中身が無い

キンデル・ソルプレッサとは、キンダー・サプライズのこと。


Eres más triste que Naranjito en una licuadora. ジューサーに入れられたナランヒート(オレンジちゃん)よりも哀しげ

Tienes más miedo que Narajito cuando ve el anuncio de zumosol. スモソル(※ジュース会社)のCMを見たときのナランヒート(オレンジちゃん)よりビクついてる

naranjito※ナランヒートって何かのマスコット?……と調べたところ、1982年にスペインで開催されたサッカーワールドカップのマスコットだったらしいよ。(Naranjito was also the mascot of the FIFA's football World Cup held in Spain in 1982. Naranjito, an antropomorphic orange in Spain's team's colours, appeared in many merchandising items, and was protagonist in an animated cartoon series.)


nanaEstas más frío que el publico de un concierto de Nana Mouskouri. ナナ・ムスクーリのコンサートの客より冷えちゃってる


Tienes más exito que Angel Nieto trabajando de mensajero. バイク便で働くアンヘル・ニエトよりよっぽど成功するよ

※アンヘル・ニエトってのはMotoGP殿堂入りしてる人みたい


Estas más maciza que el casco de la hormiga atómica. 怪力アントのヘルメットより頑丈


ウッドペッカーTengo más trabajo que el psiquiatra del pájaro loco. ウッディーウッドペッカーの精神科医より俺の方が忙しい


Aquí se habla más de fútbol que en la primera comunión de Oliver y Benji. 『OliverとBenji』の初聖体拝領よりもよっぽどここの方がサッカーの話で盛り上がってる

※これ、どうかな。『OliverとBenji』ってのは、『キャプテン翼』のスペイン名。Oliverが翼くんとやらで、Benjiはもう一人の登場人物のことらしい。

彼らのことだから初聖体拝領の場でもきっとサッカーを論じてるだろうけれども、今ここにいる俺たちの方がもっとサッカー談義に花を咲かせているよ、とかなんとかそういう意味だろか???


Estas más acalorada que Isabel Tocino en un sex shop. アダルトショップにいる時のイサベル・トシーノよりも火照ってる

Isabel Tocinoっていう女性は元環境大臣かな?


Estas más macizo que el moño de la Pantoja. Isabel Pantojaのシニョンよりも君は頑丈だな

※イサベル・パントハは有名な歌手


……などなどですよ。comparacionesやexageracionesで探せばいっぱいあると思う。

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2005/09/29

Ya está.

映画『Cachorro』を観た
sexをしててもうイきそうだ、いや、もうイった、あぁもうイくよ僕、あぁ俺もイったよ……というシーンにて「Ya está」「Ya está」「Ya está」と男二人で吠えるシーンがある。「終わった」「もう終わりもう終わり」みたいな意味。

「Ya está」について思い出すことが一点:
10年ほど前か、アンダルシアの町を夜歩いていて、やたらと「Ya está」と言われた。道端ですれ違う若造たち・小僧らが、日本人女と見るとやたらと「Ya está」という声をかけて来た。ニヤニヤしながらね。面白そうな顔しやがってね。

これはですな、奴らには面白かったんだろうけども、俺ら日本人にとってはなーーーーーーんにも面白くないスパニッシュジョークなんですわ、おそらく。ここからは私の推論ですけども、えっと、アンダルシア方言がわからないとちょっとわかりにくいのですけどね、んーっと……、

「女とfuckした」のを日本語で何と言うのかと日本人に尋ねた現地人がいた(ということな)のでしょうな。日本人は、「『fuckした』ならば『ヤった』かなぁ」と答えたんじゃなかろうか。「『ヤッタ』っていうんだな?」とスペイン人は聞き返したろうか。日本人は「そうだ、『ヤった』だ」と言っただろう。

アンダルシアの人々が「やった(yatta)」を発音しようとすると、「ya」ははっきりと「ヤ」とは発音されないことが多いと思う。「ジャ」に近い音になるだろう。つまり「yatta(ヤった)」と言ってるつもりが、現地人の口からは「ジャッタ」に近く発音されていたと思う。「ジャッタ」(あるいは「ヤッタ」)ね。

さて。
「もう終わりだ」「終わった終わった」という先述の「Ya está」ですが、アンダルシア方言では「Ya está」は「ジャ・エスタ」とは聞こえません、「está」の「s」が落ち、「ジャ・エッタ」に、どうせそこまで落ちるのだったら、「está」の「e」も落ちてしまえということで、「ジャッタ」と聞こえます。これもまた「ジャッタ」(あるいは「ヤッタ」)ですわ。

つまりここでダジャレが生まれたわけです。「もう終わった、イった」という意味のスペイン語「Ya está.」と、「Fucked」という意味の日本語「やった」とを、かけているつもりなのですわ、彼らは。


更に、日本人は(アジア人は)短小で早くて弱いんだろう?という彼らの下卑た人種的偏見・人種的ブラックジョークもそこには在ったのではないかと私は考える。「Ya está.」「Ya está.」と話しかけてきてたあの連中は、日本男の早漏(eyaculación precoz)をネタにしていたのである、と。

「日本男とスペイン女がセックスしたってね。日本男はあっと言う間に果てちゃってさ、『あぁ、やった、やった』って息も絶え絶えで。スペイン女は呆れちゃって『¿Ya está? ¡¿Cómo que ya está?! No me entero de na´ .... (あんたもうイっちゃったの?もうイったってどーゆーことよ、こっちは挿れられたかどうかも気づかなかったってのに……)』って言い返した。

『ジャッタ』と男がいい、女が『ジャッタ?』と聞き返したってさ、ゲラゲラ………」みたいな、つまんないジョークではなかったのか。


(※「もう終わりぃぃぃぃっ?」という意味の「¿Ya está?」も、イントネーションが違うだけで発音は「ジャッタ?」である)

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2005/09/21

obscena

(obsceno, -na = obscene)(今日の話は構造がちょっと複雑かも)

ここに書くまでもないような小さい一言はSNSの日記欄にちょこっとメモるようにしてる。こないだ私は「毒舌」について書き留めました:

自身のことを「あたしってけっこう毒舌で」などと言う女で毒舌がきちんと吐けてる女っていないよな。その女は同性に媚びるためにそう言ってみせてるだけで、それではなぜ同性に媚びるのかというと、同性に嫌われてない自分像ってやつを必要としているからであって、それはなんのために必要としているかといえばとどのつまり、異性対策だわな。

プロフィールにソレ系のフレーズを入れてる人間、きっとなんだかおんなじ臭いを放ってるはずよ。

私の周りにはヒドい毒舌家がヒドくごろごろしてるけども、誰一人そんなフレーズでは自分を語ってないわ。

それを読んだ女友達が「そうそう」「同感」「あと、これこれこういう人も同じ系統」「これこれこういう人もヤだけど、それは男・女関係無くヤだ」……と類例を挙げてくれた。そして私はもう一つ似たようなのを挙げた:
こういう系統で他には何があるだろうかというと、「猥談OKでーす♥」と言う(言ってみせる)女、かな。

ただコレに関しては、私自身が猥談大好きなので、何とも言えない。

いや、だって、ほんとに、私はソレ系の話が好きなのであるよ。昔つきあってたようなイチャイチャしてたような、そういう男の子がいたわけだけども、今でも会って話せば、「俺、reneyamaさんの猥談、ほんっとに好きなんだよね」と真っ直ぐな瞳で彼は言う。つまりそれっくらい、「彼氏」みたいな相手とでも爽やかにソレ系の話をしていたということです。


さて。
昔私が女友達数人に向けて書いたもので、「語学習得(のモチベーション)」に関するメールが見つかった。私がスペインに到着後、なんであんなに必死になって猛烈なスピードで闘わなきゃならなかったのかを説明してた。

どうやら、私は、「黙っていることができない」性分で、常になんかしらしゃべってないと死んじゃうから、早くことばを覚えないといけないという必要に迫られてたらしい。そして、特に「人のわるくち」と「猥談」ができないことが超ストレスになってて死んじゃう寸前だったから、そういう方面の語彙を増やすことに力をいれてたらしい。

・母国語で無口な人は、外国語でも無口だ。

・母国語でお喋りな人にとって、外国語習い始めの「乳幼児状態」の時期は、物凄いフラストレーションである

・「言いたいことが言えない」状況を、母国語でこらえられない人は、外国語でもとうてい我慢できない

・だから、「早く」しかも「速く」しゃべれるように、必死に語彙を増やす

・母国語で私が一番活き活きしゃべるのは「猥談」「陰口」であって、それを封じ込められる生活は耐えがたかったので、エロ系の語彙は真っ先に習得しなければならなかった(←真っ先かよ>我)

・その町の日本人女性の間で嫌われていた日本人オンナ(尻軽系)のことを、私がありとあらゆる形容詞を用いて語ったら、スペイン人の女友達が、「あんた、それ系の語彙、私より詳しいくらいだな」と褒めてくれた(←いんや、褒めてない、褒めてない)

・私は、つまり、猥談と陰口をしたいという欲求に突き動かされてスペ語を勉強したようだ


本当に(いまここでは「陰口」はさておき)猥談が好きだったようです。嘆かわしいことです。


さて。(←また「さて。」かよ)

先夜、大学の先輩男性と同期女子と会合をもった。私のむかーーしのサイトの掲示板(※かなり閉鎖的な空間; 私の女友達以外には誰も読みに来ない場)において、私がどんなことをたとえば放言していたのかを先輩男子にちょっと説明しているうちに、「あぁ、そういえばこんな話も書いたことがありますよ」と思い出した:

11 名前: Reine 投稿日: 2000/11/30(木) 00:43

こないだ、ゆったり入浴した後、布団に入ってニュースを見ていた。で、30分後くらいだったろうか、ちょっと体の向きを変えた。そしたら…

「え?……しっ、失禁?!」

って思うくらいの大量の水がソコから漏れ出ました。失禁どころか、「オネショ?…っつうかまだ私寝てないし…」って思うほどの量だった。

湯船につかってた時に、大量に水をソコに格納し、それがパカッと開いたソコから一気に放出された模様。30分もの長きに渡り、ソコに貯水されていた模様。

「バラスト水かよ……」って思って笑ってしまった。

バラストballast
船を安定させるために船底に積む水(・鉛・砂などの重量物)。
(目的港に着くと一気にダバーーッって放水しちゃうんだよね)

 ……そこまで話した時、先輩男性は破裂したように笑ったは笑ったんだが、すぐにものすごく恨めしそうな目で私を見据えて言いました。

「本当に勘弁してくれ。
やめてくれ。
俺たち男が最後まで抱きたいとしてきた幻想をお前が崩してくれた、どうしてくれるんだ。女の人のそんなこと、俺は聞かされたくなかった。あぁぁぁぁぁぁぁぁっ(※頭を抱える)(ぶるんぶるんとナニカを振り払うかのような仕草)

いま俺は、この8分くらいだったか、その8分の俺の記憶をドラえもんに消してもらいたがっている。それで、何も聞かなかった時点でのピュアな俺に戻りたい。ほんとーーーーーーに今の話は聞きたくなかった。ほんとうにどうしてくれる。今のこの俺の哀しみをどうしてくれるんだ」

みたいなことを強く訴えてきた。


それでわかったんだ、私。「あ! あたし、わかった!」って。「エウレカ!」と叫んだ。


猥談が好きであるという私のしている猥談と、「あたしって猥談とかもけっこうデキちゃうんですぅ♥」とプロフィールとかで述べるオンナノヒトのする猥談との決定的な違いはソコなのだ。彼女たちの「わいだん♥」とやらは、男の性欲をビンビンに掻き立て、「あたしをその対象にしてくださいね」と駆り立てるためのモンなんだろう???

私のは萎えさせるための猥談だったのだよ。

男友達の抱いている「女性(にょしょう)」への憧憬やら幻想やら期待やら夢想やら、それらすべてを打ち砕いてくれようと、意図してはいないものの、結果的に完膚なきまでにメッタメタに破壊しちゃう猥談。それが私reneyamaの言っている、「私って猥談が好きでー♠」でした。

そこに添えられていた空気は「♥マーク」ではなくて「♠」でした。剣でした。切った張ったでした。

この事実にやっと気づきました。そして先輩男性が一言、「それは決して褒められたことではないからな」。ごもっともです。反省します。もっと早く過ちに気づきたかったです。

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2005/09/10

por poco me muero

por poco + 現在形 = もう少しで~するところだった

過去のことを話してても「por poco」に「+ 現在形」で表わします。「casi」も同様。

ホントにそう使われてるんだろうか、過去のことを話してる中にあっても、「por poco」の後は現在形を持って来るんだろうか。ということで調べてみる。こういう時に「por poco」だけで検索してみても気が遠くなるばかりでダメですわ、たくさんすぎて。じゃなくて、「por poco me」って「me」でも入れて検索してみるとか「y por poco me」「y casi me」というように重文の後ろ半分を探すつもりにしてみるなどすると、手ごろな例文が見えてくると思う。

(※ ただ……。
ネット検索ってのは便利でもあるけど危険でもあるからちょっとね…。↑の例でもそうだったけども、自分の出したい答えが出てくれるための検索の仕方をしちゃうこともあるので、自分に騙されるなという戒めや、インターネット上に何か書こうとするような世代が用いるコトバヅカイが正しいものであるかどうかっていう吟味は忘れてはならないわけで。以下略)


で、なんだ。何をメモしようとしてたのかというと、「por poco me muero(もうちょいで死ぬところ)」だった話を書き留めようとしたのでした。昨夜わたしは死ぬかと思った。

泡立てネットで泡をモコモコつくって顔を洗うじゃん? その泡が顔全体を覆ってる状態で、なんだか私は息を吸ってしまったらしいんだよな。かなり思い切り。だから、モコモコの泡が一気に大量にノドの奥に入った。塊でスポンと。

何が起きたか一瞬わからなかったよ。
呼吸が停まるは、ノドは焼けるようだは、泡もこもこで洗顔中なので目が開けられないは……。目はつぶったまんまだったが、あの時の私は「目を白黒させて」いたと思う。

数秒ののちには「シャワーのお湯を出せ、出すのだ」と思いついたんだけど、シャーーーーッと出したところでそのお湯をどうするのか、と。口蓋内は洗い落としたけども、ノドの奥まで落ち込んだ泡はどうにもならないでしょう。……次の1秒後には「そうか、深くウガイをすれば…」と思いつき、必死にウガイ。そうすると洗顔料の匂いが鼻へ抜けてきて実に妙な感覚。

お風呂を出てからもしばらくは「おぇぇぇぇ」「えっへん」「ごっほん」と咳払いのようなのを繰り返した。9時間経った今でも食道なのかなんなのか、そういう位置が焼けるようであるし、声はガラガラだし(←いつも嗄れてるけども、いつもより3割増し嗄れてる)、口蓋垂近辺もかなりヒリヒリ(腫れてる感覚)ですよ、嚥下に差し障る感じ。

本当に苦しかった。痛かったです。恐ろしかったです。

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2004/08/12

diccionario

Cさん(=男の先輩)と呑んだ。「西和辞書ってどこが出してるの?」という話になった。

小学館研究社白水社がメジャーどころかな」と私。でも、それぞれ特徴があると説明を続けた。(※ amazonのレビューでなんとなく感じはわかるでしょう)

私は西和は小学館と研究社を使ってる。昔々、渡西するってんで、‘my first西和辞書’を買いに本屋さんに行ったとき、手にとってパラパラめくって考え込んで選んだのは研究社のでした。いや、小学館の方が語彙は多いし、コンプリートだなってのは確実にわかったんですけど、こんなに詰まったやつは将来買えばいいやと思ってね。さしあたっては研究社のにしとこうって思ったのでした。

研究社の辞書の「はじめに」にもこんなこと書いてあったから:
・初めてスペイン語を学ぶ人のための親しみやすい辞典
・豊富な写真や挿絵


正直、決め手は挿絵だったよね。
因業女ってのは、参考書とか辞書を選ぶときに「可愛いかどうか」を重視する始末の悪い生き物なんですよ。研究社の辞書はその点ではオメガネにかなっちゃってかなっちゃって。だって、えとかしゃしんがたくさんあるんだもん

másという語のとこに、

más o menos 
[副] おおよそ…,ほぼ…,大体.
¿Has terminado? ― Más o menos.
終わった? ― 大体はね.
《 手のひらをひっくり返す動作をする; ⇒[写真] 》

っていう副詞句が載ってるのね。

スペイン語だと(そしてたぶんポルトガル語もそうなのかな)、「まあまあだね」とか「だいたいはね」って答えるときって、しゃべりながら「手のひらをひっくり返す動作をする」のね。ジェスチャー。でも、そう説明されても思い描けないじゃない。だから、「más」と「menos」の写真が親切に載ってるわけ。

mas o menos

と説明したらCさん「マジで?」と微笑。私は続けた。asíという語の項(の así de という成句の説明)には、「ネズミはこーーーーんなにでかかったぞ」みたいな例文の脇に、ちゃんと両手を広げたおっさんの写真が載ってたはずですよ、たしか。

040812asi_de.jpg

っつったら、Cさんもゲラゲラ。

ね。ほんと、そのおっさんの写真とか、微笑ましいでしょ? 5年前に、私が日本にいてAbetchyがスペインに派遣されてたとき、ICQでつながってたときだったか、すごい勢いで「así de のとこの写真、見て! 見て!」ってメッセージが飛んできたくらい微笑ましいでしょ。研究社の辞書のとっつきやすさはそういう点が大きいかも。


なんてことを説明してたらば、Cさんが身振りで訊いてきました、「じゃぁ、あれか、こんな写真も載ってるわけか?」と。


私、ゲッラゲラ笑っちゃって。
「載ってない、載ってない! そんな写真は載ってない! preservativoの項にもfarmacéuticaの項にも載ってないし、tamañoのとこにも、tallaにも、そんな写真は絶対に載ってませんから!」

(※ 「chiste」の話を前もって読んでないと、この話、意味がわからないんだ。すまん)
(※ で、今から「chiste」の話を読みに行ったら、それはそれでまるっきり面白くないんだ。ごめん)

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2004/07/05

chiste

おことわり
今日の日記は大変にお品がお悪いです。たいていのことは言い放ってしまう私が一言ことわっとこうと思ったくらいなのですから、悪いんです。読むのはそのつもりで。
___

タイトルの「chiste」とは、jokeのことです。説明してる人がけっこういます。「chiste」を扱ってるスペイン語のサイトはいっぱいいっぱいある。ほんとにね、スペイン人の友人はやたら披露してくれるの。すごくたくさんの小咄を各自がネタ帳にためてあるって感じ。(そしてたぶん中南米の人々もおなじ状況だと思います)

ちなみに、「chiste」の中でも「chiste verde 」と言ったら、「dirty joke=a joke about sex」です。私も憶えちゃってるのが幾つかあり。日本でも飲み会の席なんかで説明したことがある。

じゃぁ、そんなのをとりあえず一つ書いておこうか。お昼時にアレだが。

___

あるところにワカモノ(童貞)がいました。カノジョもでき、いよいよ卒業できそうだってんで、薬局に行きました。薬局に入ってみたけど、店内には近所のおばちゃんたちがウヨウヨいたので、彼は恥ずかしくなってしまいました。こんなにおばちゃんが居たんでは買えないぢゃないか。

でも、彼は腹を括ってカウンターに向かったのです。

しかし。

薬剤師のオネイサンがなんだかすげぇフェロモン系の人でした。いよいよ買いにくい状況です。でも彼は勇気を奮い起こしたのです。「……コン……ドーム…ください…」(←やっぱり消え入るような声だ。やっぱり恥ずかしいのだ、彼は。)

薬剤師のオネイサンは無駄に艶かしく、慣れた感じで「サイズは?」って訊いてきました。「サッ…イズ……がっ………ある……のですかっ……」と彼は困ってしまいました。

オネイサン、無意味にセクシーヴォイスであっさりと説明します。「S、M、L、LL。4種類あんのよ。で、あなたは?

ワカモノ、モジモジ答えたの、「ボク、わからないんです」。

オネイサン、「しかたないわねぇ♥」とばかり、(客のおばちゃんたちからは見えないように)カウンタの内側で指を一本見せて質問してきたんです、

薬剤師
「あなた、太さ、これくらい?」


若者、カウンタの内側を覗いてみて、「いやぁ、さすがにもうちょっとあると思います」と答える。オネイサン、「正直に答えなきゃダメよ~ん」などと若干からかいつつ、またカウンタの内側で、

薬剤師「じゃぁ、これだとどうよ?」

覗き込んで若者、「…もうちょっと…あると思うんです……」。オネイサン、いよいよ愉しそうにカウンタの内側でこっそり指を増やす、

薬剤師「こんなもんでどうよ?」

覗き込んで若者、ようやくファイナルアンサー、「そう…です…ね。それくらい…ですね、です。それくらいです」

オネイサン、


やにわに、


なっ、ナニすんだっ、姐さんっっ。


で、


サクッと、


少年に言い放ったの、


あんた、Lだわ」。
___


さてさて。ご機嫌うかがいはこんな感じで。先日のmyイベントをダラダラとメモっとこう。


私は西村さんとメイクアップレッスンに出かけました。(私が5分遅刻した。お店と西村さんには途中で連絡いれといた) 

カルテとか作ってもらっちゃって、(証明写真よりもちょっと大きいってだけの簡易なものだけど)撮影もしてもらっちゃって。詳細は省くけど、ほんとに楽しかった。

あれだな、OPSIS(銀座でも日比谷でも)でいろいろこれまでにもやってもらったんだけど、いずれも素直にはしゃげるのは、やってくれるオネイサン・オニイサンたちが楽しそうだからだな。他人の仕事を「楽しそう」とか簡単に言っちゃうのはちょっと気がひけるのだが、でもみなさん私の髪を結い化粧を施し写真を撮ってくれるのを実に楽しそうにやってくれてる感じなのよね。

それが気持ちいいのね。温かい気持ちになれるというか。

あと素直に喜べるのはね、彼らがセールスを全くしないからだな。「このファンデ、すっごくいいでしょ? これは○○の品でいくらいくらだけど当店ではお安く手に入りますよ、どうしますか」とか、そういうトークが全く無い。どっかのメーカーの差し金(っつうか癒着?っていうかなんていうか)を一切感じない。そんなシステムとは無縁なんだと思う。

もしもそれをやられてたらゲンナリだろ。一度っきりだったろうし、友達に薦めることも、こうしてblogに書くこともなかっただろう。


さて。

我々二人は次のイベントへ急ぎました。写真を勉強している後輩がお友達と一緒にグループ展をしてますって案内状をくれたので行くことにしてたの。

それで、男友達と待ち合わせをしてたの。

メイクアップレッスンだけで終えて速やかに移動していれば余裕で待ち合わせ時刻に間に合ったはずなのに、プチ撮影をしてもらっちゃったりしてたでしょ? それでちょっと遅れちゃったの。私はメイクレッスン後にプチ撮影してもらおうなんて考えてはいなかったんですよ、私はね。でも、ほら、西村さんがー、「あたし、撮影してもらっちゃうーー」とか言ってたからー、ついつい「私も、私もーー」なんつってキャッキャキャッキャやってたからー、それで遅れちゃったのー。


パタパタと急いだけど、5分遅刻は必至で。そうこうする間にも男友達からは電話が入ったりするわけ。彼はもう待ち合わせ場所に着いちゃってるみたいなのよ。先日待ち合わせしたときも、我々が1分しか遅刻してないっていうのに、彼はけっこう前から待ってる感じだったもんなぁ。我々の遅刻率はこれまでのところ100%だ。1分~5分とはいえ、遅刻は遅刻だ。

彼があんなにパンクチュアルな人だとは知らなかったなぁ」と、なぜか咎めるような口調の我々。

なんだよ、そのふくれっ面は。ほんとに間違ってます>西村・レネ山


「やっぱりプチ撮影をしてもらっちゃったのが敗因だったかな」と分析しつつ足を速めた。そこで私、「まぁ、今日はねぇ、私がそもそも5分遅れたわけだから、私としてはなんとも言えないわけだが」と呟いて。

一瞬の間があって、二人で顔見合わせて、「………なんか言えや、謝れや、まずは。『なんとも言えない』って何だよ、『なんとも言えない』って!」と。

ほんとに間違ってますから>レネ山

すまんすまんて。ほんとにすみませんてば。最初に私がメイクアップレッスンに5分遅れなかったら、すべてが予定通りだったんです。


後輩とそのお友達の写真展は可愛らしく。いっぱい楽しく見ましたよ。お知らせありがとう、またグループ展があるときは教えてください>後輩

__


その後は呑みに行ったの。

呑んでたお店で、映画が流れてたの。『ショーシャンクの空に』だった。私、冤罪だとか刑務所の中でリンチみたいなのとかって、大っっっっっ嫌いなのよ。見ていられないのよ。だから、この映画も前半分はキチンと見たことがないわけ。

で、画面ではそんな陰惨な凄惨なシーンが続いてるわけ。牢名主みたいな男に殴られたり刃物で脅かされながら咥えるのを強要されたり犯されちゃったり輪姦されちゃいそうなシーンだったの。もう、ほんとうに苦痛・嫌悪なわけ、私は。


そして心の底から言ったの、「ほんとに刑務所ってこわくない?」って。男友達は「そうか、うん、そうだね、こわい…か。……こわい…ね」って、なんだか生返事なわけ。

だから私、画面を指してもうちょっと強く言ったのよ、

私: 
あぁた、だってさぁ、あんな男たちに後ろからヤられちゃうこと想像してみてよ……『後ろから』っつうか、まぁ、君たちは『後ろ』だけにあるんだけどさ。

彼: うん、僕達はそっちだけだね。

私: とにかくさぁ、こわいでしょ? こわいじゃない!

彼: うん、そうね、こわいね(←まだ生返事かよ)


私: 
(彼の飲んでたこんなような、いや、こんなようだったかな、とにかく、まぁ、わかるよね、そういう、縦に長いグラス、おぉ、そうですか、「タンブラー」というのですね、を指して) 

あぁた、こういうのが、アレなわけよ? こういう感じのヤツにどうこうされるわけよ? 恐ろしいでしょう? 死んぢゃいそうじゃない!


彼: (グラス、non non、「タンブラー」を見遣り) こっ、これっ……?

私: こーゆーのよ。

彼: これっ?

私: (グラスを親指と中指でくるりと掴むや)  あぁ、これはさすがに大き過ぎだわ。

彼: ………。

私: ………。


彼: いま、指で…計……ったのね…

___


その後の会話は弾むわけもなく、ぎこちなくお別れしました。

一日とても楽しかったです。まる。

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2004/02/18

ambiente

Digitally ImportedのHard Houseとかを聴いてると、PASSIONを思い出す。そうそう、こういう音楽、こゆやつこゆやつ。こういう感じのもうちょっとうるっせぇdiscotecaでしたなぁ…と遠い目。

おぉ、PASSION。よく行ったものよ…とsaudade。懐かしい。ambiente、ambiente。


あ。いや、ambienteつったって「アンビエント」とかいうジャンル?のことじゃないよ?私ゃよく知らんが。そして説明を読んでも意味がまるでわからんが。


スペイン(の俗)語でいうところの「ambiente」はちがくって。そういうんじゃなくって。

ambiente
Real Academia Españolaの辞書では「environment」「atmosphere」といった意味だけど、俗語では「the gay scene」。ここの5番の語義。


つまり、なんだ、PASSIONみたいな、えーっと、日本語でいうと何だっけ?あれだよ、あれ、えーっと、「はってんば」?のことを示してるのだと思います>ambiente

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