書籍・雑誌

2010/03/03

Libros para mis sobrinos

甥っ子がこんど春休みに入院生活を送るらしいのでその間の暇つぶしになればということで本を送る(贈る)ことにしたというメモ

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2007/10/26

Libros para mis sobrinos

本屋さんをふらふらしていて気が向いたので甥っ子向けに買ってみた本MEMO

商品の説明
出版社/著者からの内容紹介
名探偵コナンと防犯のノウハウを学ぼう!
人気キャラクター「名探偵コナン」をナビゲーターにして、今極めて高い関心を集める「子供の防犯」に関する知識をクイズ形式で、わかりやすく伝えます。親子で記入して使える「防犯ノート」のページもあります。

内容(「BOOK」データベースより)
毎日ニュースで報道される、さまざまな犯罪…。それは、いつ、キミに襲いかかってくるかわからない。だけど「防犯」について知り、準備しておけば、被害を避けたり、最小限にとどめることは不可能じゃない。犯罪から自分を守るためにできることを、いっしょに考えていこう。あらゆる危険シチュエーションに完全対応。

内容(「MARC」データベースより)
毎日ニュースで報道される、さまざまな犯罪。子どもの背後に迫る凶悪犯罪の手…。その選択が命運を分ける! 「名探偵コナン」をナビゲーターに、クイズ形式+記入式で防犯意識が身につく一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
黒木 昭雄
元・警視庁巡査部長。現在はジャーナリストとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
_____________

私はコナンは好きじゃないんだけどね。子供たちにはどうしても身を護ってもらいたいので買った。

本屋さんから甥っ子に電話で「コナンの本なんだけどね、身の回りのいろんな危険についてコナンが説明してくれるんだって。読んだことある?」と聞いたら「読んだことないよ」とのこと。「おばちゃん、これ買ってあげようと思うんだけど」と言ったら、「あ。いいね。漫画みたいのだと読みやすいもんね。うん、送ってくれるといいよ」と言うので苦笑しながら購入。

帰りの電車で立ち読みしてみたら、中身自体はけっこう面白かったし「ほほぅ」と思うことも書いてあった。防犯の心構えのようなことは私もこれまで甥・姪にはさんざん言ってきかせてきたのですが、これまで気づいてなかったことなんかも書いてあって、なるふぉどという感じ。

内容紹介
303のヘンな話で好奇心と知識欲を刺激!
学校では教えてくれないけど、知れば知るほど面白い雑学の数々。「トリビアの泉」の荒俣ハカセが子どもたちのために惜しみなく膨大すぎる知識と資料を披露します。

【著者からのメッセージ】
この事典をつくったのは、わたしです。この世の中は、わからないことだらけだけど、だからおもしろい。
なんでもおもしろがれるコツは、好奇心。だから、教科書とはぜんぜんちがう。覚えるのではなく、なぜ? どうして?と疑問がわき、そーか! そうなのか! とわかってビックリする事典をめざします。
荒俣宏
____________

まぁ、あそこの夫婦(実姉とその夫)の教育方針みたいなものは私は丸っきり気に食わず、あちら(特に義兄)はあちらで私が甥っ子姪っ子に悪いことばかり教え込んでいるのが気に入らないわけで、こういう本はあの夫婦なんか絶対に子供に買い与えないだろうから、私が買ったる。

「こういうものこそ大切なのだ」とは私は思わない。「こういうものも与えてみるのは大切だ」とは思う。

ちなみに、さっき夕飯食べながらずっと読んでみたんだけど(と言っても「ア」から始まってまだ「ウ」だけど)、なんかすごく面白いです。

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2006/11/18

Tokyo Blues

本を読まない私です。

が、「君はもっと本を読みなさい」「僕が読み終わったらあげるよ」と言い、贈ってくれた人がいたので、それじゃぁ読まないと悪いだろうということで、ここ数日チビチビと読んでいます。電車の中で読める体ならばこんなにうまいことは無いのですが、あいにく私は乗り物の中で読書なんかすると酔ってしまって小一時間はグッタリしちゃうようなアンラッキーな体質なので読めません。

061117_23140001なので、お風呂で読むことにしました。

なんだかハッキリ見えませんが、お湯につかり『Tokyo Blues』を読んでいるのです。『トウキョウブルース』って何?という感じですが、それってスペインで『ノルウェイの森』(村上春樹)のことなのでした。

コジット ゲルマニウム温浴石ついでなので、コジット ゲルマニウム温浴石という石を浴槽に入れてみました。

その石が効いているのかいないのかわかりませんが、ボーーーーッとしてしまうので12分が限界です。

3日でまだ20ページも読んでいないのではないでしょうか。先は長いです。

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2006/02/23

libros MEMO

12ヶ月以上も前からの雑誌がたまっていたので、こないだ始末した。書籍コーナーからMEMOだけとっておいた。そして、これらの本はこれからもきっと読まれることは無いだろう。どうせ積ん読なのである、私は。積読どころか「メモっ読」なのです。

(※言い訳しとくと、うちの集落の図書館ではホントにお目にかかれないので、出端を挫かれてしまうのですよ)

物は言いよう  斎藤 美奈子
「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た  村上 宣寛
心理学への異議―誰による、誰のための研究か 心理学エレメンタルズ  フィリップ バニアード (著), Philip Banyard (原著), 鈴木 聡志 (翻訳)

統計はこうしてウソをつく―だまされないための統計学入門  ジョエル ベスト (著), Joel Best (原著), 林 大 (翻訳)
狂気と正気のさじ加減―これでいいのか精神科医療  シドニー,3 ウォーカー (著), Sydney,3 Walker (原著), 冬樹 純子 (翻訳)
人事の日本史 エコノミスト  遠山 美都男 (著), 山本 博文 (著), 関 幸彦 (著)

漱石先生大いに悩む  清水 義範
人はなぜ迷信を信じるのか―思いこみの心理学  スチュアート・A. ヴァイス (著), Stuart A. Vyse (原著), 藤井 留美 (翻訳)
正しい保健体育 よりみちパン!セ  みうら じゅん

日本人の神 新潮文庫  大野 晋
日本人はなぜ無宗教なのか ちくま新書  阿満 利麿


講談社の『類語大辞典  柴田 武 (編集), 山田 進 (編集)』を使ってきたが、ページをめくるのにけっこう疲れてきていたので、ジャングルの『デジタル類語辞典 第4版 + 広辞苑 第五版~図版付き + 現代用語の基礎知識 2005』を買ってみた。『類語大辞典』は、母にあげました。

『デジタル~』を買ってからは未だ作文をしていないので、活用してはいない状況です。試しにあれやこれや検索してみて遊んでみただけ。その限りでは、使い勝手は好い印象。ちょこちょこっと設定をすると『Super日本語大辞典(学研)』や『ハードディスクで使う 新グローバル&ニューセンチュリー 英和・和英辞典(三省堂)』などと串刺し検索ができるので、けっこう楽しい。そして楽。


それから。
こんなものをおちごと先に置いておくことにした。
震災時帰宅支援マップ 首都圏版 震災時帰宅支援マップ 首都圏版  昭文社。ところどころに「ベンチ」と書いてあったように思う。そこで一休みしましょうということかな。

昔の人が「~街道」「~道」を歩くようなつもりで地図を見て行ったら、なんか、我が村なんてすぐじゃんという気にもなった。けっこう歩けそうな気力が湧いてくる地図でした。


しかし、一つ気がかりなのは、隣町辺りに広がる未開の森で迷子になるのではないかということです。最後の最後に来て、我が村への最短距離をとろうとする場合、どうしたってその森を斜めに突っ切る格好になる。その森が樹海みたいにオカルティックなパワーに支配されてたらどーすればいいんだ。自分の村を目前に森の奥で息絶えるのはイヤである。

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2005/11/12

examen de entretenimiento

(埋め草)

平成17年 第1回 エンタ!検定

わからないということがよくわかった。知らないことばかり(読めない芸名とか)だった。

結果
あなたの総合得点は69点  全国平均 59点
全国順位(11月12日 17時現在)
21704位(143266人中)

ジャンル別得点表
    0_________10__________20点
映画 ■■■■■■■■■■■■■■■
テレビ■■■■■■■■■■■■■■■
音楽 ■■■■■■■■■■■■■■■
書籍 ■■■■■■■■■■■
芸能 ■■■■■■■■■■■■■

講評
あなたは「エンタの玄人」
あなたは忙しい仕事や勉学のかたわら、世間の流行情報チェックを怠らない努力家に違いありません。ジャンル別にみると、「映画」「テレビ」「音楽」「書籍」「芸能」は平均的に知っています。仲間内で、あなたの好きなジャンルの話題になった場合、率先して盛り上げましょう。情報は発信する人に集まってくるものです。ちなみに、解答の傾向としては、特に「海外」ネタに詳しいですね。
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ジャンル「書籍」、弱っ。
「私、本読まない」って言ったとおりでしょ。


コメント欄では私の誤答を省みているのでネタバレ注意ね
↓↓↓↓

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2005/09/02

reedición

筒井敬介の『おねえさんといっしょ』(絵・長新太)についてmemiさんと話していて気分が盛り上がったので、ちょっとメモしておこうっと(←こういう言葉遣いもたっちゃん的)。

昔々のサイト(Reino de Reine)の掲示板に書籍関連スレッドがあり、私はそこでもこの本について書いていたようだ:


73 名前: Reine 投稿日: 2002/09/23(月) 10:15
すんごく小さい時に読んでた本で『おねえさんといっしょ』というのがあって。

たっちゃんという男の子が主人公でさ。トイレのことを「御不浄」と呼んでたりするわけでね、古い時代?の話だと思うわけ。戦後?だろうなと思うのですが。ラジオでドラマになってたりもしたんだと思う。

それは私の落書きだらけでボンロボロになっていて。小学4年くらいの時に学校の図書室で綺麗なのを見つけて、「家のも新しく買い換えたい……」と思ったような。

大人になり大学4年か3年の頃に、生協で注文したけど絶版になってた。amazonでももう見つからなくなっており。もう一生、私の『おねえさんといっしょ』はあんなきったないまんまかと諦めてたのだが、やっと見つけた。http://books.bitway.ne.jp/ondemand/7346/AA153.html

これを孫子の代まで大事にします。よかったです。


75 名前: Reine 投稿日: 2002/09/23(月) 11:06
>73の「すんごく小さい時」だけど、つってもおそらく?歳~7歳。7歳まで。

買い物に行くとか、お風呂に隠れて驚かすとか、ポストに漫画本を隠しとくとか、御近所の家にお嫁さんが来た時に珍しくて覗こうとするとか、…そういうクダリにさしかかった時に浮かぶ景色が、全て、小1の二学期(7歳)まで暮らしてた家とか町の風景なのね。

文字を覚えたのが何歳だったか知らないが、そこから7歳までの間に実際の自分の生活を思い浮かべながら読んでたんだろうなと思われる。

その後、別の町に引っ越してから読んでも、浮かぶ情景は常に同じ。昔のあの家の情景しか浮かばず。たとえばの話、今日読んだとしてもきっと思い浮かぶのは同じ景色だと思う。「お風呂場に隠れる」っつったって、小2からついこないだまで長々と暮らした家の風呂場ではなく、もちろん現在の家の風呂場では絶対に無く、むか~しのあの家の風呂場しか思い浮かばないと思う。

そういうことから考えて、やはり、この本を読んでたのは7歳以前だろうと。ちょっとしたタイムスリップ感覚を味わえるっすね、「ごほん」って。


76 名前: Reine 投稿日: 2002/09/23(月) 11:07
この本、面白いんだけどなぁ、なんであんまり有名じゃないんだろう?と子供心に思ってた記憶がある。っつっても私が読んでた70年代の時点で既に「昔のお話」だったのだろうから、有名じゃなくても無理は無いのかな。

でも、なんていうのかな、いい本(話)って、時代性が限られてないんじゃない? いつの時代にも通用するような設定ではない? そういう面からすると、この本なんて、けっこうそうよ? 「おかいものかご」を持って買い物に行くとか、そういうシーンがちょっと現代的ではないくらいなもので。あとはだいたいいつの時代にも通じる設定なんだけどな。

絶版と知った大学生の時は、かなりガックリ来たもんだ。「良書なのになぁ……」と溜息ついたよ。

これは、わたくし、My子供には絶対に読ませます。そして、「食べながら読むな」と厳しく言い聞かせましょう。私の持ってるボンロボロなやつは醤油だらけだからだ。


77 名前: Reine 投稿日: 2002/09/23(月) 11:08
仲良しの女の子と、暗号を決めて「今日どっちがどっちのお家に遊びに行くか」を伝え合う、というお話があって。たしか、「おねえさん」がその女の子の家にミシンを使わせてもらいに?毎日行くので、その「おねえさん」の鞄にくっつけておくカナブンの数で決めてたんだよ。1匹なら僕が貴女の家に、2匹なら貴女が僕の家に……みたいな。

ある日、「たっちゃん」が待っても待っても彼女が来てくれない(んだったかその逆だったか、とにかく予定と違う)ので、互いにプリプリしてたけど、結局、鞄につけといたカナブンが途中で飛んでっちゃってたから、暗号に行き違いが生じてた、というオチなのですけどね。


先日、わかりにくい店にチャリで行くにあたり母に道順を訊いたわけ。そしたら、母の教え方がヒドくてさ。第一、地図が描けないしよ、母。「… 略 … でさ、ここの角を曲がると、いつも出窓に太った猫が座って外を眺めてる家があってさ、その家の角を曲がると … 略 …」というわけ。

「『太った猫が座ってる』て……。…カナブンかよ……」と心の中でツッコんだ。


81 名前: Nisimura 投稿日: 2002/09/26(木) 13:29
>77
最寄り駅の近くに「出窓猫」ってのがいて、いつも窓辺に座ってる猫がいるのね。和風の出窓で、畳1/4サイズくらいのスペースで、向こう側に障子が見える。んで、彼女(なのか彼なのか)用のお座布団まであったりして。有名な猫らしくって、雑誌(猫雑誌なのか街雑誌なのか)にも載った模様。掲載ページが貼ってあった。

駅のほんとすぐ脇にあるんだが、毎回、猫または猫不在の座布団をみるたびに「ああ、そういえばこの場所だったっけか」と思う…って話は、えーと、この話とあんまり似てませんでしたね。

しゅたっ

※西村さん提供の「出窓猫」
出窓猫
_____________


と、まぁ、こんな感じです。「たっちゃんには、まだわからないのかしら。おひるねばかりしているカナブンブンも、たまには、目をさまして、とんでってしまうってこと……。」「こまったおてがみですね。」

(※その他のエピソードも、オチが多分に落語的なのだと、今読み返してみて思った)


御不浄」とか「カラスのお灸」とか「サイカチ」とか「つのかくし」とか「万感交々」とか……って、おそらく、実生活で耳にする(覚える)よりも先にこの本で出会ってた単語だと思う。大きくなってからやっと意味がわかった語群。

「御不浄」もそうだけど、「お三時」とかね、美しいというか形が整っているというか、古き良き時代の佳き日本語というかね。こういうのは失われるべきじゃなかったと思うんだわ。言葉遣いの悪い私も、そればっかりはほんとに残念なことだと思いますよ。

(※この御本の‘今’がいつなのかというと、水爆実験の後であるとうかがえるシーンがあるので、1954年以降ってことか)


おねがいですからリバイバルしてください。

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2005/08/18

Kyoshiro

この夏一番嬉しい出来事はテレ東で『眠狂四郎』を放映してくれてること。孝夫バージョン。

中1の春、友人のおばあちゃん家に泊まりに行った。ちょっと遠い県。テレビの局の数も少ない感じの。そこで深夜にやってたのが、孝夫の眠狂四郎だった。女と ― まぁどうせその女は刺客だったのだろうと思うのだが ― 女と絡むシーンにて、責め苛んでるかと思いきやいきなり女の太腿の間に切っ先をズブッなんつって畳に突き立てて、よぉしパパ正体を暴いちゃったぞ……みたいなエロス。

エロスはともかく、13歳の私はその夜、「こんなに美しい男をかつて見たことが無い」と震えたのでした。惚れちゃったんだねぇ、まったく。それから数年は、理想の男子像として「片岡孝夫の眠狂四郎」を胸に抱いていた気がする(←居ねぇっつうの、どこ探しても)。


しかし、地方での再放送なわけですから、自分の家に戻って来てしまってはもう二度と見られず。本当に哀しい歳月を過ごしましたわ。再び孝夫の眠狂四郎に会えたのは、数年後の夏だったかと。やはりテレ東のお昼の再放送にて。見たねぇ。その時間帯なら学校はどうしてたのかという疑問はさておき。(夏休みだったのか?)

孝夫の時代劇では他に奥祐筆の内藤左門がどうのこうのいうお話があった。いま調べたら『お命ちょうだい』だそうな。「ちょうだい♥」じゃないな、駄菓子じゃねぇんだから。「お命頂戴♥」か。ハート要らない。

それは大学生くらいの時にやはりテレ東で昼間に見たような気がする。その時の孝夫もかっこよかったんだが、やはり眠狂四郎の孝夫が私は好きで、孝夫の眠狂四郎が好きなのだと再認識したのであった。

時代劇解体新書―天下御免 ノスタルジックTVグラフ』には、孝夫の眠狂四郎について「ただ、狂四郎の虚無感を出すには、孝夫では少し線が細かったように思う」とあるけども、私にとっての眠狂四郎はなんつっても孝夫。

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2005/08/03

garabatos

こないだBOOK BATONでちょっと書いたんだけども、我が家の図書室(なぜか鶏小屋を兼ねる!!!)には福音館のこどものともかがくのともが、そうなぁ、何冊あるのかなぁ……、65年~78年くらいまでの『こどものとも』だけで140冊は越えてるはずだろ? 『かがくのとも』はそれよりちょっと少ないとして、ざっと200冊~250冊はあるのか。

それをこないだ、図書室(鶏小屋兼)から救出してきた。

私のポルトガル人の友人は、Bologna Children's Book Fairに行くような人で、http://escreverparaoboneco.blogspot.com/というblog(児童書の絵画などを紹介してるblogなのだと思う)にも参加してるような人で、趣味と仕事と両面から世界の児童書を集めているわけだから、我が家の『こどものとも』『かがくのとも』が鶏くささにまみれているのを知ったらそのもったいなさに耐え切れず、我が家に来ちゃう勢いだろうと思う。

もう、彼女に贈れそうなものは送ってしまおうと決心したのだ。ゴッソリ救出してきた。ここ数日、ヒマな時間に拭いたり掃除機で吸ったり消しゴムで消したりしている。読み耽ったりしている。30年前40年前の本なんだが、ほんとうに面白い。

我が家は決して裕福ではなかった。むしろ貧乏だったろうと思うよ。「あ、うちにも少しはゆとりができたのかな」と私自身がようやく実感できたのは、最後の子どもである私が大学に入ってからのことでしたよ。幼少時、贅沢をさせてもらった思い出はない。家族で外食なんて貴族のすることだと思ってた。しょっちゅう家族で出かけているサザエさん家(TV)はただの金持ちだと今でも思ってる。私はそういえば何かをねだって買ってもらった覚えは一つもない。

でも、本だけは買ってくれてたらしい、子どもがねだってなくても、ガンガン。毎月毎月、『こどものとも』『かがくのとも』をとっていたと。「そんなに楽って感じでもなかったけど本だけはね」と、今になって母がふんぞりかえって鼻の穴ひろげている。誇らしげであるよ。私は先日のBOOK BATONでは読書しないっぷりを晒したが、バブバブゥ~なんつってた頃から学齢前までは、そりゃぁもう、たいへんな読書家でしたよ。


そんなノスタルジーだらけの200冊前後を、30年が経った今、拭き拭き消し消し綺麗に綺麗にしているわけです。落書きだらけになっているのが時々ある。どうでもよかったから落書きをしたのではない。好きだったから落書きしてあるのだ。だって、今こうして見て、「あーーこれ大好きだったんだよね♥」っていうやつほど落書きがしてあるもん。

特に安野光雅加古里子が餌食になっている。大好きだったはずの本が、落書きだらけでひどいことになっている。犯人はやっぱり私なのか……? 「おねえちゃんたちの時は『大事に読みなさい』って厳しく注意してたと思うけど、あんたの頃には、もうお母さんもどうでもよくなってたというか……」と母も言っていた。まぁそんなもんだろうと思う。というか、そんな母の証言を待つまでもなく、自分でも覚えてる落書きとかあるしな。


でもね。
これはあたしは覚えてない。
『たいふう』(かこさとし)(67年9月号)
(月刊予約絵本《こどものとも》138号)(100円/送料50円かな)
たいふう

これ、年代だけみると姉のリアルタイムの本。私にとってはおさがりだった本。これは私は読んだというはっきりとした実感がない。他のかこさとし本は表紙を見れば「むひょーーーーー!」と懐かしいのだが、これは知らん。今回初めて目にしたような気がする。これに落書きしたのは私ではないような気がする。

一ページ目
たいふう
とおい みなみの ひろいうみ。
あつい たいようの てりつける、みなみの うみ。
さかなを とる ふねが すすんでいると、ざあーっと あめが ふってきました。
「あついときに いい あめだ」 ふねの おじさんたちは よろこびました。
「もしかしたら、たいふうの あかんぼに なるかもしれんな」
しんぱいした おじさんも、いました。

この最後の行に下線を引いたやつがいる。そしてそいつは、そいつに言われなくても誰でも読めばわかることをご丁寧に書き込んでいる: 「たいふうになるかもしれないから


次のページ
たいふう
ふねのおじさんが しんぱいしたように、ゆうだちぐもは あめとかぜの
うずまきに なりました。 そして だんだん おおきくなって、
あかちゃんたいふうに なりました。

また分かり切ったことを解説してくれたヤツがいる: 「たいふうになった

だから、「あかちゃんたいふうに なりました。」と書いてあろうが。


そこからかなりのページが無事である。読解して解説を書き込む作業に、2ページで早くも飽きてやめてたんだと思う。しかし、台風が去った頃にまたありがた迷惑な書き込みが。
たいふう
ちびっこたいふうが すぎたあとは、 うつくしい ゆうやけぐもの
よいてんきに なりました。
どろみずも すっかり ひいて、みな いっしょうけんめい
あとかたづけを しています。
ちびっこたいふうでも こんなに、こわれたり こまったことが
おきました。もっと おおきな おとなの たいふうがきても
だいじょうぶなように、しっかり じゅんびを しておきましょう

2行目あたりに「くずれたから」って書いたのは、一体何が崩れたというのだろう。台風が? この子どもの言っていることは意味がわからない。そして最後の行にまたもや下線で、「ちびっこたいふうよりこわれるから」。

だから、おまいは、おまいはっ、なんだか「僕、読解できました!」風に張り切って書き込んでいるようだけど、おまいのソレは、なんかっ、もう、いらいらするほどわかりきったことだ、ぜんぶ。


この国語力の無さは兄ではなかろうか。生涯を通して国語が苦手な兄ではなかろうか。いや、しかし……兄だったら、そもそも絵本に没頭してはいなかったのだ。じゃぁ、なにか? あたしか? いや、でも、ほんとにこれはあたしじゃないと思う。覚えてないもん。これは姉さ。生涯を通してしたり顔の姉の仕業に違いないさ。


気になる箇所が一点あった。ほんとうの落書きが一箇所だけあった。暴風雨を中継しているテレビクルーを描いたページ。「こりゃ たいへんなおおみずだ すぐに にっぽんじゅうに しらせなくっちゃ」
たいふう

その魚は何? 何のつもりよ?

拡大してみる
たいふう

なぞってください」って何よ? 何のつもりよ?


これ……これは……。点点で出来ている絵ですね。そうか……そうですか……「なぞってください」か……。


点に番号が振ってあって、その順番どおりにつないでいくと絵ができあがりますよっていうお絵かき帳のようなものが、当時はよく売られてた。


そして


私はそれが大好きだった。

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2005/07/23

Book Baton

1ヶ月前、ミュージカル・バトンに応じた。今日はそれの書籍版、BOOK BATONキリ氏(バレバレwaleska)から回ってきました。

「勝手ながら指名しました」とのメッセージを受け取り、何であるかわからぬまま、上司の目を盗みとりあえずレスしといたんだが、このザマです。

こんにちは。
帰宅したら見てみます。
週末にでもやってみます。
これは本に関するバトン?
でも、あたし、本って、ほんっとーーーに読まないよ?
1年に5冊も読んだら上出来な方。
私、ほんとに読書ってしないんだよね。長い長い通勤時間を有効に使えばできるのだろうけど、電車の中で文字を見ると乗り物酔いがヒドいのでそれもできず。ほんとに申し訳ない、キリさん。私のブック・バトンはつまらないぞ。

それでもやってみましょうか。しかし、これは多数のバージョンが存在しているようだな、正確な質問文は何なんだろう?


1. 持っている本の冊数
わからんねぇ。
数えたことが無い。
我が家はだいたい本はみんなで共有してるかっこうなんだな。小さい頃から「これは誰の本」っていう捉え方はしてなかったのだ。と今気づいた。俺の本は俺のもの、おまえの本も俺のもの。

例えば、母の買って来た『攻めダルマの教育論』(蔦 文也 = 池田高校の監督)を父が読み、私も読んだ。例えば、姉は星新一を買って読み、幼い(?)私に毎晩のように読み聞かせた。例えば、私が買った『闇に消えた怪人―グリコ・森永事件の真相』(一橋 文哉)を父も読んでたんだが、酔っ払ってどこかで失くして来た。
まぁ、そうやってみんなで買い集めてきた雑多な本本本が、福音館の『こどものとも』とか『かがくのとも』なんかも合わせたら、何千冊っていう数になるんだと思う。

庭に6畳のハウスを本のために建ててある。そこは、御三時のお茶などゆるゆるとすすりながら読書をするための優雅な図書室になるはずだったんだが、親父が鶏とかをそこで飼ったもんだから、本がほとんどダメになった。これについては、母と私は、親父が死んでも赦さないと思う。

あれだけ苦労して買い集めてきた本をダメにしちゃって。私が病身を押して真夏の暑さの中、ジャンル別などにきっれーーーーーーに並べておいた本のすべてを。


2. 今読みかけの本 or 読もうと思っている本
わからんなぁ。ホント、本を読まないんだよね、私。あのね、週刊誌とかの書評コーナーを見てメモっておいたら、もうそれで読んだ気になれるの。積読(つんどく)どころではないの、メモっ読(めもっとく)なわけ。

とりあえず、今日帰途で買った文春で紹介されていたのでは、『有栖川の朝』(久世光彦)はメモった。メモったので、もう読んだつもり。


3. 最後に買った本(既読、未読問わず)
買ってないからなぁ。去年の6月に買ったマッサージ関連書籍ではいけないわけでしょう? じゃぁ、何が最後だろうか。まったく思い出せない。

あれか。去年9月に京都に行くってんで東京駅で掴んで買った『宮崎勤事件―塗り潰されたシナリオ』(一橋 文哉)か。それが最後か? マジで? ……ちょっと……この読書しないっぷりは……さすがに改めなければなるまい……。


4. 特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)

1) 『おねえさんといっしょ』(理論社)(筒井敬介)
先日熱く語りました

2) 『孤高の人』(新田次郎)
ところどころ憤ったり嘆いたりしながら一気に読んだことだけは覚えてる。なんかを深く強く感じたことだけは覚えてる。それが何だったかは思い出せないけど。

3) 『宮本武蔵』(吉川 英治)
もうね、ローラ・インガルスとかが日曜に教会に行ってオルデン牧師のお話を聞くじゃないですか、あれと同じにさ、日本人は毎週日曜は公民館に行って宮本武蔵を読むがいいと思ったね。ニッポンジンのバイブルにすりゃいいんだ、と。男も女もこれを読め、と。

我が家にあるのは全6巻だと思うんだが、あんなこと↑言ってるわりには、実は3巻まで読んだところで号泣して号泣して先に進めなくなり、それっきりなんだ、ごめん。:p

4) 小学校の時に愛用していた漢字辞典が思い出せない。あれは、ほんとうにいい漢字辞典だった。学齢前から12歳まで愛読し使い切った。大好きだった。それから12年後、異人さんとつきあった時、別れ際にこれをプレゼントしてあげた。あれは、どこの会社の何という辞典だったんかなぁ。今でも売ってるかなぁ。本屋で中身を見ればソレとわかるはずと信じているのだが。

5) 『鬼平犯科帳』(池波 正太郎)
ほんとはこの問4は、「鬼平の○巻」「△巻」…で5冊挙げて済ましちゃおうかと思ったんだ。


5. 次にまわす人5人まで
回してほしいという方、いらっしゃいましたらお声をおかけください。

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2005/05/08

flores 5

草花、撮り過ぎだな。でも庭に出る用事があったのでついでに。ホントに庭嫌い。虫とか毛虫みたいのがいるから。

クレマチス増えてた
8 de mayo, flores

シャリンバイ(車輪梅)
Rhaphiolepis umbellata

ウノハナ
8 de mayo, flores

イチゴ(オランダイチゴって言ったかな)
8 de mayo, flores


イチゴの粒を見ると『おねえさんといっしょ(筒井敬介; こないだ亡くなっちゃったんだなぁ……涙)』を思い出す。『はっぱのかげのとんがり帽子』のお話だよ。「これイチゴの花じゃないね。白いんだもの。イチゴだったら赤い花ね」「おにいちゃんもたっちゃんも、お庭へできるイチゴが、それはそれはたのしみでしたよ」「おうちでとれたたったひとつぶのイチゴはそれはそれは、……略……」

あぁ、なんでだろう。泣けてきた。ホノボノすぎて。

この本なぁ、1973年2月第2刷のが家にあって、物心ついた頃にはもう読んでたと思う。子ども時代、ホントに読んだ。読み続けた。今でも、生き続けなければならないことに疲れた時に手が伸びそうになる本。読み過ぎてラクガキとかしすぎてボンロボロになっちゃってて、今ここにその全体像を写真でUPしようと思ったけど、やっぱりやめたほどにボロボロに傷んでしまってる本。

理論社は何を思ってこの本をやめたんだ。もう一度出してくれ。300ページくらいのちゃんとした昔のままのやつ、長新太の挿絵の、もう一度出してくれ。フレーベル館の筒井敬介童話全集第5巻(OD版)では話にならない。あれじゃないんだ。あんなに幾つも幾つもエピソードを削られたバージョンを手に入れたところで何になるというのか。長新太の絵だってちょっとしか載せてくれてないし。

お願いですから、昔のまんまの『おねえさんといっしょ(筒井敬介)』を出してください、理論社。

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