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2005/04/19

ciencias

秘書としての道に暗雲が立ち込めてる(?)という話のつづきですが。

こないだ、ちょっと重要度の高い申請書類を作成した。手書きで作るんじゃなくて、入力フォームがまずあって、それにパソコンでチャカチャカ入力して作ったのね。

でも、「該当番号を選んで○で囲ってください」っていう項目は、機械では打たないでおいて、プリントアウトしてから手書きでグルグル~ンって囲っておいた。オートシェイプ(?)の機能とかでチマチマ作業するよりも手でグルンって書いた方が早いよねって思ったので。

日頃の私はほんとに雑な円・楕円を描きがちなので、この時は意識して丁寧に手書きで○囲みしたつもりでいました。「絵を描くのが上手い人って、○とかを描く(書く)時に、線のおケツがちゃんと繫がってるんだよねぇ、あれスゴイよねぇ、あの辺が絵が上手い秘訣だよねぇ…」とか思いながら、そこんところを気をつけながら○でキチンと囲みました。すごく丁寧にやったつもりだったので「えっへん」とか思ってました。

それなのに、先生は一目見るなり、「あ、これダメ(怒気含)」って言うの。「えっ!?」って言ったら、「汚い」って……。

「これじゃぁ、(申請を審査する人に)『やる気無いでしょ』って思われちゃう。こんな汚いと審査通らなくなっちゃでしょ」って……。「円定規で書き込むか、パソコンで○囲みして直して」って…。

「私、この○、すんごい丁寧に書いたんですけど…」と哀しそうに呟いたら、今度は先生が「えぇぇぇぇっ! うっそーーー!」って叫んでいらして。ホントに意外な口答えだったらしくて。「だって、ココんとこ(=円の書き始まりの位置と終わりの位置)、ちゃんと繫がってるじゃないですか」っておずおずと示したら、先生はもうコトバを失っておいでで。口をパクパクしてて。

「これ以上の口答えはマズい」と察し、「直します。気をつけます…」と速やかに(←遅ぇよ)作業に戻りました。戻りつつ、「私という人間がだんだんわかってきました……?」とおそるおそる訊きましたら先生は、「……わかってきた……」と観念したような面持ちで。次の瞬間には意を決したように、「僕が時間をかけて改良してあげますから!」とおっしゃった。

あとはちゃんとオートシェイプ(?)でチマチマと○囲みしました。ああいう○をパソコンで描いたのって、私、初めてかもしれない……。ほんとに早くも挫けそうだ…。


それで思ったんだけど、そういうのの美しさに賭ける思いの強さって、理系(ciencias)の人特有だったりはしないのですか? なんとなく うちの兄貴(理系)を思い出した。

我が家は5人家族。
昔、父の給料日には母が円形のケーキ型でケーキを焼いていた。それで、4等分なら丸ケーキを切るのは簡単なんだけど、5等分って難しいじゃないですか。私、切る係の時、うまく切れなくて困ってました。

うちの兄(当時小学生)は、厚紙を用意して、円形のケーキ型でまずクルリンと円を書いて、それで、なんだっけ? 全然わかんないんだけど、あれかな、習ったじゃないですか、なんだい、円の中心点をなんだかんだやって求める作業ですよ、あれかな、あれで中心点をとって、それで、5等分だから72°かよ、そうだよ72°でいいんだよな、72°の扇形を書き出して、それを切り出して……

(なんか間違ったことを言ってそうで恐ろしいんだが)
……「ほら、この厚紙をケーキにぴったり当てて切れば5等分だよ、Reine」ってプレゼントしてくれた。ちなみにその厚紙は十数年間活躍してた。

理系の人って、そういう人なんだと思う(←なんかすげぇ次元の低いとこに着地したような気がしてならない)。

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コメント

非常に身近な所にいるパリパリの理系千尋氏の場合、確かに72度のとかやりかねませんが(そしてそれはカンペキにムスコへ受け継がれています)、「『A』(だったか何か数字だったか)を連続して書け」っていう指令に対し、書いたら、どうやら汚かったらしく「緻密性に欠ける」とか「厳密性に欠ける」という評価だったとのこと。

だってほら、理系の人って字ぃ下手じゃん?←偏見

投稿: Nisimura | 2005/04/22 00:42

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