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2005/03/03

Cascais

水曜日 風邪気味。
Cascaisにいった。Cascaisは3回目。ん? 2回目?

cascais cascais

Centro Cultural de Cascais(カスカイス文化センター)
ピンクの建物で可愛かったので撮っておいた。
ccc

Museu Condes de Castro Guimarães(カストロ・ギマラインス伯博物館)
guimaraes

ここは、10年前に律子(仮名)といっしょに来たことがある。1.65ユーロでガイドさんによる館内説明ツアーをしてもらえる。10年前にも当然してもらったはずなのだが(※ガイドさんつきでないと入館できないきまりなので)、今日の説明で初めてわかったことが多かった。というか、ほとんどすべてが初耳だった。

10年前のことだから忘れちゃったとかではなくて、10年前には(何語で説明してもらったかは忘れたが)、とにかく、なんにも理解していなかったんじゃなかろうか。今日の説明でようやくちゃんと理解できたように思います。ガイドのオネイサンが苦労しながらポルトガル語とスペイン語と英語のちゃんぽんでしゃべってくれたので助かった。

(※ポルトガル人にとって、スペイン語を受信するのは何も苦ではないが、発信する段になるとやや難がある模様です。私のポルトガル人の友人もそうだった。“外国語の文を組み立ててしゃべっています”という様子だった。友人の彼氏には昔スペイン人の彼女がいたらしく、そのおかげで彼氏はスペイン語の発話にはあまり困らない。とは言ってもやはり、私とスペイン語でしゃべるのが“スペイン語を思い出すためのいい練習になる”と表現していたのから察するに、“外国語”という位置付けであるのはたしかなようだ。という気がした。)


さて、Cascais。

昔のサイト(Reino de Reine)からこのブログを読んでいる人にしかわからない話で申し訳ありませんが、律子(仮名)の「らいとぶるー、みどるぶるー、でぃーぷぶるー。う゛ぇりぃ、びゅーてぃふぉーぐらでーしょん。あいらいくひあ。ぐっどるっきんぐ、ないすびゅーぽいんと!!」というセリフで有名(?)なバルコニーには今日は登らせてもらえませんでした。
guimaraes guimaraes

Castro Guimarães邸はたいへん楽しみました

さて、次はBoca do Inferno(地獄の口)に向かいます。Boca do Infernoに向かってテクテクと一人で海外の歩道を進みました。こういう綺麗な海とか小さい崖が途切れ途切れ現れます。
guimaraes

海辺の岩場に一人でボーっと立っている男がいた。年齢は30代くらいだろうか。「あ、こいつ、露出狂だな」と、よく見つめずともわかった。私が横を通り過ぎると、私に合わせて体の向きを変えているようだった。

Boca do Infernoまではまだまだけっこう歩かねばならず、あいにく海岸沿いには人は少なく。露出狂らしき男の脇を通り越したあたりでやっぱり怖くなり(だって、この先ずーっと後をつけられたりでもしたらどうすんのよ)、ちょっと前を歩いていた老夫婦に駆け寄った。

「すみません、 あのー、 えっと、 あそこの岩場のとこに男の人がいたんですけど、んっと、露出狂なんですけど」と言ったら(スペイン語とポルトガル語とちゃんぽん)、老夫婦(イタリア人)は驚いており。奥さんは、「まぁ、気持ち悪いこと。悲しいことに、世界中どこにでもいるものなのね」とか言い、だんなさんはやや楽しそうで。

「警察とかには通報しなくてよいのかしら?」と聞いたら、警察が来るころにはもう逃げちゃってるだろうから、と。「怖いのでお二人についていっていいですか?」と聞いたら、どうぞどうぞとのこと。3人でしばらく歩いた。

私がそっと振り返ると、男は岩場から歩道に出てこようとしているところで、しかしながら私が老夫婦に告げ口してるのがわかったようで、その辺の茂みに隠れてた。「あいつですよ、あいつ、ほら、隠れてるでしょ」と言ったので老夫婦も振り返って。結局、男はコソコソと逃げていった。Boca do Infernoとは逆の方向、つまり、Cascaisの駅の方へ向かって小走りに逃げていった。

老夫婦は、Boca do infernoのちょっと先の辺りに車を停めてあったようで、「もしも怖かったら、そしてBoca do Infernoは既に見たことがあるから今日は見なくていいやというんだったら、貴女、我々の車でいっしょに戻りますか? これから駅の方まで戻るとこなんですけど」と言ってくれた。

Boca do Infernoは10年前に見たことがあるので、そりゃぁたしかに今回の旅行でもBlog用に(!)写真を撮ってきたかったのは山々なのだが、もう諦めて、安全に駅まで帰れる方を選ぶことにした。

老夫婦に駅まで送ってもらった。やっぱり安全第一。諦めるときは諦めないといかん。あれで無理にBoca do Infernoを見に行って、一人でまた何kmも歩いて駅まで戻るなんていったら、何があったかわからん。男はそっちの方向に立ち去っていたわけだしさ。

あとで、ポルトガル人の友人(とその友達)に露出狂がいてどうのこうのと説明したらたいそう驚いており。生まれてこのかた(彼女たちは35歳と28歳)露出狂は見たことがないと言っていた。わたしは普通に日本で暮らしていて3回くらいは見たことがあると言ったら、なんだか感心(?)していた。

まぁそんなこんなで。(※露出狂報告、終わり)

そのあと、彼女たちと、昔は火薬工場だったが今は公園みたいな施設になっているところ(Tagus Park???)に行った。寒すぎた。

のどが痛い。寒すぎ。とにかく寒すぎて観光をする気力が奪われる。

日本では10月くらいから3月くらいまで、一年の半分くらいは、外出するときと夜寝るときにマスクを必ず着ける私だが、ここではマスク姿はあまりにも異様でみんなにぎょっとされてしまうだろうから、つけることができない。それが私にはつらい。風邪ウィルスのウヨウヨ飛んでいそうな冬の汚い空気(特に電車の中とか地下街とかのよどんだ空気)を吸いたくない。でも、ここでは吸うしかない。それが非常にイヤです。

人々が咳払いをするのが呪わしい。イヤだ。

MEMO
carcavelos a cascais 0.95
Castro Guimarães 1.65
propina 1.00
agua ...?
fábrica de polvora (café) para amigas 7.00

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コメント

(注: リスボンからひらがなで書いたものを書き直し)

女子高時代、駅のそばのガヤガヤとした区域を抜けると、そこから学校までは一直線の坂道を下るだけでした。1000人くらいの我が校の生徒がてんでんばらばらに、でも一斉に、その坂を下るのでした。

ある日、ガヤガヤ区域を抜けてその坂まで出た時、目に映る光景に違和感を覚えた。だって、なぜかほとんどが坂道の左側を歩いてるんだもん。右側にはチラホラといるだけ。

私と友達は右側を歩き続けていました。ら、ちょっと先の方で、右側を歩いていた生徒がみんなタタタタと左側へと走って移動していた。

そうなの。そこんとこ(右側)に、露出狂が立ってたの。だからみんな左側を歩いてたの。

もうちょっと坂を下って学校に近付いた時、我々の体育の先生(男)が猛然と奪取して露出狂を捕まえに向かうのとすれ違いました。

投稿: Reine@Lisboa | 2005/03/03 19:53

(注: リスボンからひらがなで書いたものを漢字に直した)

この話を昨日ここで披露したら、ポルトガル人の友人たちは、「その露出狂はその朝はとっても幸せだったでしょうね、立ってるだけで次から次へと観客が来てくれるんだから」と言ってました。

「あとね……」と私は続けました。

私は荒れ果てた広~~い野原を通り抜ける電車で学校に通ってたんだけど、ある朝、そのだだっ広い野っ原のド真ん中で(でもすごく遠くの方に)独りで下半身を剥き出しにしている男を電車の中から見たよ、と。

「露出狂もいいけど、街なかでやれ、野っ原でやるなよ!」と。

みんな、「その露出狂の独創性は凄いな!」「電車に向かって露出するというのは筋金入りだと思うぞ」と感心していました。

投稿: Reine@Lisboa | 2005/03/03 20:00

電車の中でそれはそれは気持ちよさそうに、ええと、きっと彼は別に自分が公衆の面前で露出してる気などなかったのだろうなぁと思った、そんな思い出@外房線。観客は私だけでなんだか申し訳なかったです。

「昔は火薬工場だったが、今は公園みたいな施設」に興味を持ってコメントを書こうとしたら、露出狂の話が続いていたので。

投稿: Nisimura | 2005/03/07 21:49

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